SIGMA 60mm F2.8 DN の外観レビュー

またもや、レンズ購入のお話です。
今回は、ニコンFマウントではなく、αEマウントのレンズの購入です。
経緯
以前から、α6000の撮影の幅を広げたいと考えていました。というのも、αEマウントのレンズは、現在、SIGMA 30mm Art, SEL1018, キットレンズの3本所有しているのですが、実質使用しているのは、キットレンズを除いた2本。(キットレンズは、ちょっと合わなくほとんど使用していません。ほぼ、マウントのキャップと化しています……)
SIGMA 30mmはとても写りが良く、使いやすい焦点距離のため一番使用頻度が高いです。SEL1018は、ニコンに超広角レンズをもっていないため、広角を使いたいときは、α6000とセットで持ち歩いています。
ただ、30mmでは換算45mmのため、少し画角にたいしてボケも少ないですし、遠くのものを写したりするには不便を感じていました。
α6000は、荷物を大きくしたくないときに使いたいカメラなので、小さく、軽くて、焦点距離の長いレンズが欲しかったのです。そこで、以下の二つのレンズを選択肢として検討していました。
- SIGMA 60mm F2.8 DN
- Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z
今回、あるレンズを購入し、1万円以上ポイントがあったため、思い切ってSIGMAの単焦点を購入しました。
(既に持っている30mmが写り、デザイン共に気に入っていたためほぼ気持ちはSIGMAでした。マクロプラナーでツァイスに少し揺らぎましたけど。)
開封
購入してきて、早速開封。
箱は、以前に購入した30mmよりも全然大きく、箱の大きさでいうと、35mm F1.4 Art に近い大きさでした。
開封すると、いつものSIGMAポーチがあり、レンズが登場してきました。
ポーチに入っているためか、包装は簡単。乾燥剤が入ったレンズ本体と、フードが付属しています。
箱から出すと、綺麗な金属製のレンズが登場。シルバーを購入したため、ピッカピカです。反射?ミラーレスだもん見た目重視!
私の大好きなArtラインのマークも入っています。このデザインが本当に好きです。
今回は、60mmのF/2.8 フィルター径は、46mmです。小さい小さい。もちろんMADE IN JAPANです。
特に、日本製にこだわるつもりはありませんが、日本製とみると少し嬉しくなるのも正直ありますよね。
今回は、フィルターにKenkoのPRO1D Lotus を選択しました。最初はPRO1Dで良いかなと思っていたのですが、セット割で安くなるとのことだったので、店員さんの言われるがままにこちらを購入しました。
フィルターは、少し良いのを買ったりしてみましたが、写りへの影響はわかりませんでした。ただ、撥水や撥油、防汚コートなどがあると、清掃するときに楽だなぁとも思ったのも事実。写りよりもこっちの方が価値が高い気がします。
触ってみて
重さ190gのため、とても軽いです。本当に金属なのかな。アルミ?材質の事は、詳しく知りませんが、金属でこの軽さは素晴らしいと思います。鞄に入れていてもほとんど負担になりません。
ミラーレスカメラの小さいというメリットを殺さずに使用出来るのはとても嬉しい事。
しかし、小さいといっても60mmのため、30mmのレンズよりも大きいです。
両方、持っているので大きさを比較してみました。
やっぱり若干大きいですね。20%くらい長いでしょうか。両方とも、フィルター径は46mmでレンズ自体の最大径も変わりません。
でも、大きいといってもフルサイズ一眼レフ用のレンズと比較すると小さいもんです。
ズームレンズを比較するのもおかしな話ですが、写真を撮るときには、これをいつも持ち歩いているのでこの位の大きさ全然許容範囲内。
私の持っているレンズでサイズを数字で比較するとこんな感じ。
-
SIGMA 30mm F2.8 DN
- φ60.8㎜ × 40.5㎜
- 140g
-
SIGMA 30mm F2.8 DN
- φ60.8㎜ × 55.5㎜
- 190g
-
SIGMA 35mm F1.4 DG HSM
- φ77㎜ × 94.0㎜
- 665g
-
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
- φ73mm × 89mm
- 425g
-
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
- φ88 × 154.5mm
- 1070g
ホント、フルサイズ大きい……
大きさ以外では、このレンズ、なぜかカタカタいうんですよね……
30mmも60mmも同じでした。どこの部分が固定されていないのか不明ですがちょっと不思議なところ。ただし、不良だとは思っていなくで、仕様なのでしょうが気になる点ではあります。
このレンズをα6000に装着してみると、
アイキャッチにも使いましたが、格好いいです。
やっぱり、本体がシルバーなので、シルバーのレンズが良いんですよね。
レンズフードは、30mmも60mmも同じものでした。もしかしたらこのシリーズ全て同じなのかもしれません。
試し撮り
作例ほどのものではなく、適当に家にあったものを撮影してみました。
暗い部屋の中で、撮影したためかなりノイジー。
これではわかりませんね(;´Д`)
次に、机の上に置いてあるかすみ草。
こっちは絞り開放で撮影しました。こっちもノイジーだ。室内で撮影するには、ストロボまたは照明が必要ですね。
ただ、ボケの具合は、大体丸でキレイです。後日屋外で撮影してみようと思います。
SIGMAいいよ
このレンズ群、まだ19mmのレンズがあるのですがそれは未購入。
このレンズ本当にコスパがいいです。今回も17,000円という安さ。
この値段でこの写りはすごい。αEマウント、APS-C部門の撒き餌レンズといってもいい気がします。
色も、APS-Cのミラーレスらしく、シルバー、ブラックとバリエーションがあるので、カメラの見た目に合わせることができるのもいい。
30mmがとても良かったので、購入しましたが、SIGMAのArtライン、各所で良い評価をされていますし、最高です。
EマウントAPS-Cセンサーのカメラをお持ちの方、是非オススメしたいと思います。