河津さくらまつりに行ってきた!見所は?

河津さくらまつりに行ってきた!見所は?

おはようございます。約1週間ぶりの投稿になってしまいました。

本当は、平日に現像して、まとめたかったのですが、仕事の方がなかなか疲れる事が多くて家に帰って寝て起きて仕事という毎日を過ごしてしまい気付いたら1週間が経過していました。
と、いうわけで1週間前のお話になります。

河津さくらまつり

土曜日は、新宿御苑でさくらを見て日曜日には河津町の方へ出掛けました。

東京からのアクセスは、東海道本線で熱海まで、そこからは伊東線・伊豆急行と乗り継いで河津駅まで。鈍行で3時間強、価格で3,600円の旅になりました。
当日は、自宅から始発で出掛けたため、9時前に到着して1日一杯写真を撮ることが出来ました。

当日使った機材

今回、河津桜を撮るために持って行った機材は、以下の機材をバックパックに詰め込んで出掛けました。

  • Nikon D810
  • Carl-Zeiss Makro Planar T* 2/50 ZF.2
  • Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
  • SIGMA 35mm F1.4 DG HSM
  • Nikon AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
  • TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005)
  • Manfrotto Befree

のカメラ1台、レンズ5本と三脚を持って出掛けました。結局今回も所有する全てのNikon系の機材全てを持って行ってしまいました。
こう、鞄に入るとなんでも持って行ってしまいますね。まぁ全ての機材を使ったのですが、後で見返すと広角は必要なかったかもしれません。

観光案内とかについて参考にできるもの

駅周辺・桜の見所の案内は、駅でパンフレットを貰うことが出来ます。
また、公式サイトの方でもPdfで配布されているので、事前に計画を立てるのに役立てられそうです。

さくらの開花情報は、情報局の方のサイトで随時更新されているので、天気情報と合わせて確認すればいいタイミングで桜を見ることが出来るかもしれません。
なお、今週はまだ満開の桜を見ることができるようです。

河津桜と菜の花

先週の日曜日は、午前中天気に恵まれ青空の下で桜を見ることが出来ました。ただ、写真を撮るにはちょっと硬い光だったのかもしれません。
そんな午前中は、駅の南側。海の方で写真撮影をしてきました。
菜の花ウォーキングコースには、桜の根元に菜の花がたくさん植えられています。その中でも、南側は特に菜の花が綺麗。
先週は、桜も南側の方が満開でした。

NIKON D810_Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

菜の花の黄色と河津桜のピンクの色がキレイで、明るい黄色を背景に桜を撮りたくて撮影しました。

NIKON D810_Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

今度は、逆に菜の花メイン。菜の花が太陽の光を受けて若干白くなってしまいました。でも、これも当日晴れてたよ!ってことでOKということにしています。
それよりも、肝心の河津さくらが残念な形に… でもこれもピンク色の玉ボケになっていていいのかな?そして空の青色!本当に天気が良かったのです。

南側の葉の花ロードでは、道路の両側に菜の花と河津桜が植えられていて、上の写真は、川ではなく道路側の菜の花。
道路も2本通っていて、菜の花ロードではなく下の方のもう1本の道路から撮れば、菜の花を見ながら河津桜を見上げることが出来ました。

NIKON D810, 50 mm, 1-1250 秒 (f – 2.0), ISO 100, Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

相変わらず開放で撮りすぎて、背景がボケすぎてなんのこっちゃわからなくなってしまった失敗。この写真、ボカしすぎなければ、河津桜を一生懸命撮影している女性がもう少し生きてきたのかもしれなかったのに。
このように、下側の道路からは、菜の花ロードを見上げることが出来ます。

菜の花は、地面一杯に植えられていて桜の下は本当に黄色!


NIKON D810, 50 mm, 1-500 秒 (f – 2.8), ISO 100, Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

では、川側はどうなっているのかというと、やはりたくさんの菜の花。

NIKON D810, 50 mm, 1-1600 秒 (f – 2.8), ISO 100, Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

もう、菜の花と桜の組み合わせって幸せ。ピンクときいろってなんかハッピーな色の組み合わせな気がして、心も写真も明るくなります。

河津桜

今回の旅の主目的である河津桜は?というともちろんキレイでした。
先週は、南側の桜が見頃で、どの木もキレイに咲いていました。

NIKON D810, 50 mm, 1-1250 秒 (f – 4.0), ISO 100, Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

桜の花もキレイですが、少し芽がでた葉もキレイ。

NIKON D810, 50 mm, 1-2000 秒 (f – 2.0), ISO 100, Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

青空の美しいブルーを背景に、河津桜のピンク。そこにアクセントに葉っぱなんていいよなぁ……とか思いながらたくさん写真を撮っていました。
ただ、やはり絞りの加減が甘々です。

もちろん。見頃の桜ですから花もワシャッと。

NIKON D810, 50 mm, 1-640 秒 (f – 2.0), ISO 100, Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

やはり、アップ目で撮ると東京などでよく見る桜。染井吉野とは違う花ですね。色はもちろんですが、花びらの脈も河津桜の方が強い気がします。
ただ、最近カメラを初めてこんなことを気にするようになったので、あまり染井吉野の花びらのの記憶は曖昧なのですが……

せっかくなので、マクロプラナーでは寄り切れないところまで、D810にしてから活躍の幅が減ってしまった60mm Microさんでガッツリ寄ってみました。

NIKON D810, 60 mm, 1-320 秒 (f – 4.8), ISO 100, 60.0 mm f-2.8

やっぱりマクロも面白いですよね。花粉の一粒一粒まで見えている?しべの質感までも伝わってくるような感じ。
河津桜しべの茎までもピンク色なんですねー

こう、ピンク・青・ピンク・ピンク!ってきて、たまには濃い緑が欲しいなと思ったときには、川側をどうぞ。

NIKON D810, 50 mm, 1-800 秒 (f – 2.8), ISO 100, Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

この写真だとうっすらですが、山が見えるので、しっかりと緑も楽しめる風景。もう、河津完璧なのではないでしょうか。

さらに南側へ足を進めると、そこには太平洋様がおります。

海の方にも、桜が植えられていて、満開だったら桜と海という写真を撮ることができたのですが、今回はダメ。

NIKON D810, 15 mm, 1-125 秒 (f – 10), ISO 100, TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USD A012N

ほとんど終わってたんですよね……

ところで、この海の先に見えるしまって大島なんでしょうか。写真の左上の方にもチョコッと写っていますが…

海の方も、本当に開けていてキレイでした。ただ、どう撮って良いかわからなく、結局写真は無し……
適当でも撮っておけば良かった。

お花見ウォーキングコース

昼近くなり、そこからは北の方へ移動しながら、お花見ウォーキングコースを散策です。
こっちの方は、菜の花はそれほど多くなく、桜一色。

こっちの方は、河川敷に下りることが出来るようになっていて、桜並木を下から見上げることが出来るようになっていました。

NIKON D810, 50 mm, 1-320 秒 (f – 8.0), ISO 100, Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

桜並木を撮るとやはり迫力があります。
道は人が一杯ですが、河川敷はちらほら。みんなそれぞれスマホやミラーレス、一眼などのカメラを構えて桜に夢中です。
そりゃぁキレイですからそうですよね。私も一緒になって撮っていました。

NIKON D810, 50 mm, 1-1600 秒 (f – 2.0), ISO 100, Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

今回は、前ボケなんかも楽しみながら写真を撮りたいと思っていて、ここで挑戦してみました。

NIKON D810, 50 mm, 1-2500 秒 (f – 2.0), ISO 100, Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

北側の方は、見頃は見頃でしたが、南側に比べるとやはりまだ進んでいない様子。
良さそうな花が少なく一生懸命探しました。

NIKON D810, 50 mm, 1-2000 秒 (f – 2.0), ISO 100, Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

そして結果がコレ。

自分では、結構頑張ったつもり。ゆるふわ?すごく柔らかく撮れたと思っています。
というのも、午後になると少しずつ雲も出てきて、度々直射日光を遮ってくれたので、助かりました。

こんな写真あまり撮ったことが無かったので少し、感動。桜、キレイ!!

でも、50mmだとなかなか難しい。ここにきて、100mmマクロプラナーへの物欲も発動してきます。

桜を見ながら歩いていると、端まで行った頃にはあと少しで夕方という時間になってきたため、そろそろ引き返し。
多分結構時間に余裕を持って行かないと、桜並木は歩き切れません。私も、午前中からいましたが、結局全てはまわりきることが出来ませんでした。

メジロ

以前の常立寺に引き続きメジロにも挑戦。レンズはまさかのマクロプラナー。多分使い方違います。

NIKON D810, 50 mm, 1-160 秒 (f – 2.0), ISO 100, Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

無謀でしたが、偶然大体ピントが合ってくれました。奇跡です。
当然、50mmなのでそんなに寄れるはずも無く、大きくトリミングです。

NIKON D810, 50 mm, 1-500 秒 (f – 2.0), ISO 100, Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

これから飛び立とうとするメジロもなんとかキャッチ。
このあと、飛び立ったのですが、それは案の定大きく外しましたとさ。

南側には、メジロがたくさんいて撮っても可愛い。
望遠レンズを持っていれば、野鳥撮影も楽しめるいいところです。河津。

夕方の桜

大分時間も遅くなり、太陽が沈みかけてきました。
そしたら、朝見たときと全然桜の表情が変わっていたんですよね。
思わず、残り少ない電池の力を振り絞って、たくさんシャッターを切りました。

NIKON D810, 50 mm, 1-1250 秒 (f – 4.0), ISO 100, Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

ガッツリの逆光。そして、マクロプラナーのフレアです。キレイに入れることはできませんでしたが、こんな感じに出るんですね。

NIKON D810, 50 mm, 1-640 秒 (f – 2.0), ISO 100, Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

夕方の桜も、午前・昼とはまた違う輝き方をします。
桜の後ろから低い光を浴びて、透けそうで透けない。でも淡く光っているのがなんか好き。

NIKON D810, 50 mm, 1-2000 秒 (f – 2.8), ISO 100, Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

さらに、時間は進んでもう真横から光を貰っているかのよう。
影がしっかりと出ます。こうなってくると色の印象も大きく変わります。より淡いピンクに。

NIKON D810, 50 mm, 1-3200 秒 (f – 2.0), ISO 100, Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

もう、こうなれば完全に夕方ですね。
実際は、ここまでの色ではありませんが、完全に私の脳内補正によって色を変化させて貰いました。
これもこれでは、印象的なのかなと思っています。

NIKON D810, 50 mm, 1-8000 秒 (f – 2.0), ISO 72, Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

そして、沈もうとしている太陽をバックに桜。

時間帯によって表情を変える桜も本当にキレイです。
午前中からずっといるとこういう、太陽の傾きによる表情の変化も楽しめて楽しいです。本当、朝から行って良かった。

ライトアップ

夜になると、今度はライトアップを楽しめるのも河津桜まつりの楽しいところ。

NIKON D810, 50 mm, 30.0 秒 (f – 10), ISO 100, Zeiss Makro-Planar T- 2-50 ZF.2

と思って、場所の目星を付けて待ち構えていたのですが、完全に失敗しました。場所を間違えました。
私、てっきり南側の方でライトアップがされると思っていたのですが、ここじゃなかったのです。上の写真は、違うと気付いたあとに撮った写真です。

パンフレットには、南側にもライトアップの記述があって、確かにライトアップはされていたのですが、私の想像していた河津川からのライトアップでは無く、道路沿いの桜へのライトアップでした。
道行く人に、ライトアップの情報を聞いて、また北側へ引き返しました。なんとこの日2往復。たくさん歩きました。

NIKON D810, 70 mm, 15.0 秒 (f – 8.0), ISO 200, 24.0-70.0 mm f-2.8

パンフレットのマップにある本当に北側の方の橋からもライトアップは見ることが出来るのですが、河川敷からの方がキレイに思いました。
というのも、私のもっているレンズは、標準ズームの70mmが限界。橋からだと70mmでは、遠すぎて写真を撮ることが出来なかったので、河川敷に下りて撮影しました。
当然ですが、河川敷は街頭などは無く、真っ暗でしたので、携帯のライトでカメラを照らしながら色々調整し撮影しました。

NIKON D810, 70 mm, 30.0 秒 (f – 8.0), ISO 100, 24.0-70.0 mm f-2.8

河川敷では、星の撮影をしている方もいて、ちょっと気を遣いながらでした。
でも、確かに星も綺麗で時間が許せば私も撮影したかった。

感想

以上にように、先週の日曜日は、一日中カメラ漬けの一日充実した一日でした。

河津。とてもいいところです。午前中から昼の明るい桜。夕方のちょっとさみしいような桜。夜のライトアップされた桜と一通り遊んだ気がします。
Twitterで知った河津桜ですが、教えて下さってありがとうございます。

祭り期間中は、出店もたくさんあって桜だけで無く、食べ物も楽しめます。花より団子。
私も、もれなく食べ歩きもしました。

今回は、川沿いのウォーキングロードのみしかまわることが出来ませんでしたが、パンフレットによると外れた場所に、河津桜の原木。
そして、楽しそうなループ橋。ループ橋は滝もあり、ライトアップもされ、絶対楽しい。
来年は、こっちの方にも行ってみたいと思っています。

一足先の、お花見最高に幸せな時間でした。