Azure Antenna プレオープン企画* に参加してきました

Azure Antenna プレオープン企画* に参加してきました

こんばんは。とみやまでございます。

今日はとても寒く、いよいよコートの出番かなと思った朝でした。
出勤後午前中の仕事はほどほどに午後から Azure のイベントに行ってきたので紹介したいと思います。

Azure と言ってもあまり技術色の強くない事を書くのでそっち方面は期待はしないで下さい。

Azure Antenna

今日行ってきたのは、日本マイクロソフトが渋谷ヒカリエへオープンする基地 Azure Antenna です。

11月28日(火) にオープンするため、まだプレオープンの段階なのですが Connpass で「ハンズオンで学ぼう PythonによるAzureサーバレスアプリケーション開発」というイベントで参加者を募集しているのを見つけて参加させて頂きました。

この Azure Antenna は「開発者の創造性を支援する発信基地」として、情報発信や各種イベントを開催していくとのことでした。

  • Microsoft Azure に関する最新情報を発信
  • 日替わりでワークショップ、ハンズオンラボ、もくもく会、クラウド化相談会を実施
  • HoloLens、Surface Studio 等最新デバイスの展示

規模としては大きくなく、今回ハンズオンも7名で行われデスクを用意すると8名くらいが限界なのかなぁという小さな規模。
品川にある日本マイクロソフトで行うセミナーなどとは雰囲気も異なりコンテンツも異なるようです。

Azure Antenna で扱うコンテンツは、確立されたプロダクション環境用のものではなく、Azure の最新の情報や技術に関するコンテンツを扱っていくそうです。
一部ギークというか、万人受けでないものも扱うようなので非常に楽しみです。

今回ハンズオンに参加してみて感じたことは、人数が少ないのもあり講師との距離が近く、他の参加者の方とも話しやすい空気が形成されやすいということでしょうか。
深く突っ込んだ話や、気になる事を聞きやすい雰囲気でした。
僕は、大きな会場でセミナー形式で聞くのも良いですが、こういうものも面白い。勉強会に近い雰囲気だと思います。

マイクロソフトの方は、大企業だけではなくベンチャー、スタートアップなどの方々にも Azure を広く活用してもらいたく、こういった会場・企画を用意したとこのこでした。

ベンチャーやスタートアップに限らず、企業内の小さな取り組み、ワーキンググループなどで技術検証などを行っているところも少なくはないと思います。
そういった方々にも嬉しい取り組みなのかなと思います。
(僕もそのくちで、大きく人を動かしたりする段階にはなく、これから大きくしていこうという段階なので)

これからのイベントも気になりますし、午前中の相談会も楽しみにしていたりします。

写真は何枚か Xperia で撮ったのですが軒並みブレブレでした。すみません。

Azure

さてなぜ Azure なのか。

というと、使いやすいと僕は思っているからです。

企業には必ずといっていいほど Windows Server はありますし、デスクトップでいつも利用しているソフトウェアは Microsoft Office でしょう。
それらを有効に利用するサービスが Azure にはたくさんあります。

アカウント管理でも Azure AD と 既存の AD Server との連携で SSO が実現出来たり、仮想サーバーもオンプレの Hyper-V の移行が容易だったりします。
企業において全ての人が IT に強いというわけではないので、今までの使い勝手だとか環境が大きく変化させずに、新たなサービスの恩恵を受けられるということは大きいことだと思います。

1ヶ月ほど前に Azure のインフラに関するセミナーを受講して、何となく AWS との考えの違いなども感じています。
市場は圧倒的 AWS ですが、Azure を使うメリットもたくさんあると考えています。

Azure Functions

今日参加したイベントは、「Azure Functions のハンズオン」

普通のハンズオンであれば、C# や Node.js を使ってコードを書くと思うのですが、ここは Azure Antenna なので Python で書きます。
Azure Functions はバージョンが 1.x と 2.x があるのですが、2.x は Preview で 1.x であっても Python は Experimental です。

Supported languages in Azure Functions
https://docs.microsoft.com/fi-fi/azure/azure-functions/supported-languages

色々制約があるのですが、そんなことも楽しみながら原始的に Portal でコードを書きました。

実際はそことは別なところでトラブルがあったりしたのですが……

従量課金プランで Kudu を使って pip install したのですが、すごく時間が掛かりました。
ローカルで Windows のモジュールを用意して Kudu でアップロードするのが良さそうです。ドラッグ&ドロップでアップロード出来るそうでビックリしました。

IaaS ⇒ PaaS と来て、ここ最近 Serverless の活用が広まってきていて、AWS では Lambda も以前より盛り上がっています。

僕も Webhook で LINE messaging API を使ったりして色々やっています。
コードを書いていて OS を意識することは本当少なくなっています。(そう作られているし、それが Serverless なんでしょうが……)

時間を掛けずにコードを記述してサービスを開始出来るということは大きいことだと思います。
サービスをスモールスタートで開始しやすくなり、IT を活用したサービスを展開も活発になるのではないかと思います。
これまでコストも時間も大きく掛かった新サービスの展開がこれにより容易になりますし、チャンスをより得やすくなります。

Azure では、バインドやイベントを上手く使ってアーキテクチャを組む。
特にバインドがとても便利で Cosmos DB にデータを入れるのもとても短いコードで可能になっています。

まだまだ、課題もあるようですがこれから活用が広まっていくのだと思います。

所感

日本マイクロソフトが独自にこのようなスペースを用意したことにより、だれでも Azure や Microsoft の製品・サービスに触れることが出来るようになったのは大きいと思います。
僕もまだまだ勉強したいので、こういう環境があるのはとても嬉しいし、なにより力強い。

仕事としても新しいサービスを多くの人・企業に活用してもらい、IT をより戦略的に利用してもらいたいものと思います。
社会全体がテクノロジーの進歩の恩恵を享受出来れば、社会・経済も発展するし、僕も成長出来るのかなと考えたりしています。

これから、この Azure Antenna も有効に利用させて頂こうと考えた日でした。

追記

Azure Antenna のイベントは、Connpass で公開され参加募集もされるそうです。

Azure が気になる方は是非参加してもらいたいです。今日も Azure を使った事が無い方もいましたが、人数が少ないこともあり非常に参加しやすい雰囲気でした。

また、今日の資料は Connpass 上に公開されるそうなので、皆さんも是非